ケアマネジャー試験対策<用語集>

 ・  ・  ・  ・  ・ 

は ・  ・  ・  ・ わ/数字

<は~ほ>

 < は >
 パーキンソン病
 肺炎
 徘徊
 俳徊センサーセット
 肺活量
 肺癌
 肺気腫
 背景因子
 肺結核
 敗血症
 配合禁忌
 バイスティック7原則
 肺性心
 バイタルサイン
 排尿障害
 廃用症候群(生活不活発病)
 白衣高血圧
 白内障
 白癬
 長谷川式認知症スケール(HDSR)
 発生主義
 発泡スチロールマット
 反射性尿失禁
 半側空間無視

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パーキンソン病
  脳の黒質の神経細胞が変性、消失することにより、①振戦、②筋固縮、③無動、④姿勢・歩行障害を4大運動症状とする神経変性疾患。振戦麻痺とも呼ばれる。特定疾病。普通50~60歳で発病し、男性に多い。筋硬直、振戦等の運動障害を起こす。経過は、緩慢であるが進行性であり、多くはかなり長期間に亘って社会生活を営むことが可能である。パーキンソン病の振戦は手にもっとも多く見られるが、口唇、下肢にも出現し、歩行にも影響が出る。パーキンソン病の治療に用いられるL-ドーパの長期投与による副作用からオーラルディスキネジアが発現することが多い。


肺炎
 
ウイルスや細菌による肺の感染症であり、高齢者の死因として悪性腫瘍、脳血管障害などとともに上位を占める。他疾患に合併した場合を含めると高齢者死亡率の約半分が肺炎を原因としている。高齢者の肺炎の特徴は典型的症状を欠くところにある。誤嚥性肺炎は、高齢者によくある誤嚥により食物、飲み物の一部が気道に入り肺にいたって起こるものである。


徘徊
 
客観的には、目的も当てもなく歩き回る状態。認知症だけでなく心因性の葛藤からの逃避的行為やその他急性精神病等でもみられる。


徘徊センサーセット
 認知症で徘徊傾向がある高齢者の徘徊を未然に防ぐため、屋外へ出ようとした場合や介護者から一定距離離れたことを家族や介護者に知らせるための装置。居室や玄関などの出入り口に設置する「設置型」と、外出先等で介護者から一定距離離れたときに作動する「携帯型」がある。


肺活量
 
全肺気量から残気量を除いたもの。全肺気量は加齢によってほとんど変化しないが、残気量は加齢と共に次第に増加するため肺活量は加齢により減少することになる。


肺癌
 
日本人の肺癌による死亡率は年々上昇している。この傾向は高齢者に著明である。その原因は大気汚染、喫煙にあげられる。大量喫煙者の肺癌発生率は非喫煙者の6倍に上る。


肺気腫
 
肺胞壁の破壊により、終末気管支より末梢の肺胞壁が異常に拡大する状態。ほとんどが喫煙者で、男性に多い。体動時呼吸困難が特徴的であるが、出現するのはある程度病変が進行してからである。咳、痰を訴えることもある。


背景因子
 
背景因子は、環境因子と個人因子からなる。環境因子は、物的環境、人的環境、制度的環境などを幅広く含むものであり、個人因子は、性、年齢、民族、ライフスタイルなどをいう。

肺結核
 
結核菌の感染による炎症性疾患である。患者の咳やくしゃみのしぶきに含まれる結核菌を他の人が吸い込むことによる飛沫感染や空気感染によって感染する。症状は咳、痰(血痰が出る場合もある)、微熱、寝汗などで、高齢者では合併症による死亡も多くある。


敗血症
 
血液またはリンパ管中に細菌、特に化膿菌が進入して、全身感染あるいは中毒症状を起こすものの総称。緊急症状としてショック、乏尿、呼吸困難がある。高齢者の敗血症の原因疾患としては尿路感染症、胆道感染症が多く、褥瘡感染もある。


配合禁忌
 
相互の化学作用によって変化が生じやすいため、配合を避けた方がよい薬剤の組み合わせ。


バイスティック7原則
 
相談の際に、援助する側とサービス利用者が望ましい関係を成立させるための7つの原則。米国のフェリックス・バイスティックが提唱した。
【バイスティックの相談技術の7原則】
①個別化の原則 ②意図的な感情表出の原則 ③統制された情緒関与の原則 ④受容の原則 ⑤非審判的態度の原則 ⑥利用者の自己決定の原則 ⑦秘密保持の原則


肺性心
 
肺に原因があって肺循環の障害を起こし、右心室に負担のかかる状態。咳、痰、呼吸困難、胸痛などを症状とする。高齢者の場合、重要なのは慢性肺性心で、肺気腫、慢性気管支炎、慢性肺結核などによるもので治療は困難なものが多い。


バイタルサイン
 
生命維持の兆候を表し、一般には、体温、脈拍、呼吸、血圧、意識レベルの生命機能のデータのことである。


排尿障害
 
排尿回数や尿量の異常、排尿時の痛み、排尿困難、尿線の異常(尿が途切れる)などを総称して排尿障害という。その原因はさまざまで疾患によるものが多く、高齢者の排尿障害には、頻尿や前立腺肥大に伴う排尿困難・尿閉などがあるが、ケア上からも問題となり、多くみられるのが尿失禁である。


廃用症候群(生活不活発病)
 
安静や臥床によって長時間使われないと生じる一連の身体的、精神的機能の低下。筋肉、骨、関節、心臓、呼吸器、消化器、尿路系、精神など全身に起こる。


白衣高血圧
 
血圧測定において、医師や看護師が測定すると血圧が上昇する場合があり、これを白衣高血圧という。白衣高血圧の場合は、治療の必要はないが、ホルター血圧測定により24時間血圧を測定し診断の補助に用いることも一般的になってきている。


白内障
 「老人性白内障」参照。


白癬
 
カビの一種である白癬菌が皮膚に感染することによって起こる病気で、高齢者によくみられる疾患のひとつ。足にできる白癬は俗に水虫と呼ばれ、股や体幹にできることもある。


長谷川式認知症スケール(HDS-R)
 認知症の高齢者をスクーリングする目的で考案された簡易知能検査である。日本においてはMMSEと並んでよく用いられる。HDS-Rは20点以下を認知症とし、MMSEでは23点以下で認知症を疑う。


発生主義
 
一定の条件に該当すれば自動的にその資格を取得すること。介護保険制度においては、被保険者資格は発生主義を採用しており、介護保険を適用すべき原因となる事実が発生した日に、何ら手続きを要せず、当然に取得する。このしくみは、社会保険において一般的に採用されており、保険料収入の確保に大きく貢献している。⇔「申請主義」、「届出主義」


発泡スチロールマット
 
発泡ポリエチレンの小球体を木綿袋に入れたもので局所用褥瘡予防用具として利用される。腰当て用、いす用、胸当て用など各型を組み合わせて使用する。全身用もある。外圧の分散、通気性がよい。感触がよく、まる洗いができ、衛生的である。


反射性尿失禁
 脊髄損傷があると本人の意志とは無関係に、尿が出なかったり反対に反射的に出てしまったりすることがある。


半側空間無視
 両眼で対象物を見ても、右半分あるいは左半分の空間しか認識できない、高次脳機能障害の症状のひとつ。半側失認。

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 < ひ >
 BMI
 BPSD
  PEM(protein energy malnutrition)
 PT
 ヒールパッド
 皮脂欠乏症
 非進行性の疾患
 非審判的態度の原則
 ピック病
 皮膚寄生虫妄想
 皮膚掻痒症
 被保険者
 被保険者資格の取得
 被保険者資格の喪失
 被保険者証
 びまん性汎細気管支炎
 秘密保持の原則
 ヒヤリ・ハット
 被用者保険
 日和見感染
 頻脈

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BMI
 
体格指数:Body Math Index。BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))


BPSD
 認知症の行動、心理症状ともいう。


PEM(protein energy malnutrition)
 たんぱく質・エネルギー低栄養状態。


PT
 Physical Therapy。理学療法士。


ヒールパッド
 腫(かかと)部を保護するためのもの(羊毛皮、人工羊毛製)。動いてもはずれないもので局所用褥瘡予防用具として利用される。


皮脂欠乏症
 
一般に高齢になると皮膚表面の皮脂が減少するために、かさかさした皮膚になることをいう。空気の乾燥する冬に、下腿や背部の皮膚が乾燥すると、かゆみが出現し、さらに皮脂欠乏性湿疹になることがある。


非進行性の疾患
 
一度起こると再発しない限り病気自体は安定している疾患。脳卒中などが該当する。


非審判的態度の原則
 相談面接における実践原則のひとつ。クライエント(利用者)や家族、関係者の意見や行動を相談援助者の価値観や社会通念から一方的に評価したり、それを表明したりしないこと。審判的態度は、ニーズの判定やケア計画の樹立に必要な共同作業の成立を妨げるため、相談援助者は、事実とそれをめぐるクライエント本人の対処行動や感情の問題を人間の事実として大切に取り扱うことが求められる。


ピック病
 初老期に発症する認知症で、原因不明の大脳委縮性疾患である。頻度はアルツハイマー病に比べ少なく、アルツハイマー病は女性にやや多いが、ピック病には性差はみられない。介護保険法における特定疾病でもある。
①初老期に多く発病し、②慢性に経過する認知症症状を呈し、③脳組織の萎縮、脳細胞の減少(前頭葉・側頭葉の限局性萎縮)があり、④神経細胞に特有のピック細胞が出現する認知症のことである。
【ピック病の症状】
①人格に変化がみられる(無分別な行動、盗み、変態など従来の人格が変わる)。
②独りよがりで無感情、話しかけにも無関心。
③言語は前後のつながりに意味のない言葉が繰り返し出てくる。
④認知症は進行性である。
【ピック病の治療法】はなく、対症療法的にケアする。


皮膚寄生虫妄想
 皮下(時に腸内)に虫が寄生していると確信する妄想。虫のため掻痒(そうよう)感(一種の幻触)を訴え、手や部屋を消毒し自らも皮膚科を受診したりし、確信度が強く治りにくい。


皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)
 
皮膚掻痒はさまざまな原因で起こるが、空気の乾燥する冬季に起こることが多く、その他にもいろいろな皮膚疾患でかゆみが起こる。皮膚に発疹があるときには、それに応じた根本的な治療がなされることが大切である。皮膚に著明な発疹がなくてかゆみがあるときは、肝臓、腎臓などの疾患によることがある。


被保険者
 
保険事故が発生した際に保険給付を受けることができる。介護保険では、市町村の区域内に住所を有する65歳以上の者(第1号被保険者)と、40歳以上65歳未満の医療保険加入者(第2号被保険者)の2種類がある。


被保険者資格の取得
 
次のいずれかに該当したとき、被保険者資格を取得する。
①当該市町村の区域内に住所を有する医療保険加入者が40歳に達したとき。
②40歳以上65歳未満の医療保険加入者又は65歳以上の者が当該市町村の区域内に住所を移転したとき、又は住民である40歳以上65歳未満の医療保険加入者、65歳以上の者が適用除外施設を退所したとき。
③当該市町村の区域内に住所を有する者(医療保険加入者を除く)が65歳に達したとき。


被保険者資格の喪失
 次のいずれかに該当したとき、被保険者資格を喪失する。
①被保険者が市町村の区域内に住所を有しなくなった日の翌日。
②被保険者が適用除外施設に入所した日の翌日。
③被保険者が死亡した日の翌日。
④当該市町村に住所を有しなくなった日に他の市町村に住所を有するに至ったときは、その日から資格を喪失する。


被保険者証
 被保険者であることを示す証明書。介護保険被保険者証。第1号被保険者にはすべての人に、第2号被保険者には要介護認定の申請のあった人や交付の求めのあった人に交付される。サービスを受けようとするときはサービス事業者に提示する。

 
びまん性汎細気管支炎
 呼吸細気管支領域にびまん性炎症により、強い呼吸障害をきたす。初期には肺炎球菌、イフルエンザ桿菌等(かんきん)が感染菌となりやすく、痰、咳、喘鳴を呈し、長引くと菌交代現象を起こし、緑膿菌感染になり重症化しやすい。


秘密保持の原則
 
相談面接における実践原則のひとつ。相談場面で得られた情報の内容や、それが相談場面に持ち出されたという事実、クライエント(利用者)本人が感情的に取り乱したり、怒りを爆発させたりしたという事実を本人の承諾なしにほかにもらすことのないよう固く守ること。


ヒヤリ・ハット
 
医療事故には至らなくても、場合によっては事故に直結したかもしれないエピソードのことをいう。語源は、「ヒヤリとした」「ハッとした」。行った医療行為に間違いがあったものの患者に被害は及ばなかったケースなどのこと。


被用者保険
 
企業などの被用者(雇われている人)が加入する保険(健康保険(組合健保、協会けんぽ)や共済組合、船員保険など)のこと。


日和見感染
 免疫力が弱まる基礎疾患(エイズ、悪性新生物、糖尿病など)をもっている患者、未熟児、一部の高齢者、免疫抑制剤などを使用している患者などは、普通の人なら感染しないような病原性が極めて弱い病原微生物によって感染症を起こすことが知られている。このような感染を日和見感染という。抵抗力が回復すると回復していく。


頻脈
 
脈拍数が異常に速いもの。普通1分間に100以上をいう。

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 < ふ >
 フォームパッド
 フォーマルケア
 フォーマルサービス
 不感蒸泄
 腹圧性尿失禁
 複合型サービス
 福祉用具購入費支給限度基準額
 福祉用具専門相談員
 福祉用具貸与
 腹膜透析
 不潔行為
 不随意運動
 浮腫
 不整脈
 普通徴収
 不定愁訴
 不服審査
 不明熱
 フレイル
 ブローカ領域
 プロダクティブ・エイジング
 ブロックマット
 分館型介護老人保健施設


フォームパッド
 
ウレタンフォームに接着剤がついており、局部の圧迫部位や褥瘡部を保護するもの。部位に合った大きさに切って用いる。使用が簡単である。


フォーマルケア
 
社会資源の分類のひとつで、行政や社会福祉法人が制度に基づいて行う社会福祉サービスをいう。フォーマルケアは専門性が高く、安定したサービス供給が可能である点が特徴である。


フォーマルサービス
 行政によるサービス、または、国など公的な機関の認可や指定を受けた民間機関・団体、専門家によるサービス。確実性の高い安定したサービスが提供される。

不感蒸泄(ふかんじょうせつ)
 
呼吸器から放散される水分量と、発汗以外で皮膚から蒸発している水分量を合わせたもののことをいう。成人で安静時の場合、1日あたり約900ミリリットル。


腹圧性尿失禁
 
腹圧が上昇した時に起きる。女性に多い。(女性の尿道が短いため)笑ったり、飛び跳ねたり、咳、重いものを持ち上げたとき。

複合型サービス
 
地域密着型サービスの一つだったが、改正により平成27年度より「看護小規模多機能型居宅介護」に名称が変更されている。居宅要介護者に対して、訪問看護及び小規模多機能型居宅介護の組合せについて一体的に提供されることが特に効果的かつ効率的なサービスの組合せにより提供されるサービス。(医師の指示)


福祉用具購入費支給限度基準額
 
介護保険の対象となる福祉用具を購入するための費用についての支給限度基準額。要介護状態区分に関係なく、1年間で10万円とされている。

福祉用具専門相談員
 福祉用具の研究開発および普及の促進に関し、心身の機能が低下し日常生活を営むことに支障のある高齢者・心身障害者の日常生活上の便宜を図るための用具およびこれらのものの機能訓練のための用具、補装具等を適切に利用者の需要に応じるように相談できる者。
介護保険制度においては、指定福祉用具貸与事業者に専門相談員の配置が必要となる。専門相談員とは、介護福祉士、義肢装具士(PO)、保健師、看護師、准看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、社会福祉士または厚生労働大臣が指定した講習会の課程を修了した者もしくは都道府県知事がこれと同程度以上の講習を受けたと認める者とされている。


福祉用具貸与
 
居宅要介護者等について行われる福祉用具(要介護者等の日常生活の自立を助けるためのもの)のうち、厚生労働大臣が定めるものの貸与を行うサービス。⇒福祉用具貸与に係る福祉用具の種目

腹膜透析
 「人工透析」参照。


不潔行為
 
排泄物を弄(もてあそ)んだり撒(ま)き散らす場合等をいう。体が清潔でないことは含まれない。

不随意運動
 
本人の意思とは関係なく生じるさまざまな動き。緊張するほど強くなる。多発性脳梗塞、パーキンソン病、小脳性の失調症などによって起こるものが代表的である。


浮腫
 血管内と血管外を行き来している体液のバランスが崩れることで、顔や手足などの末端が腫れることをいう。「むくみ」ともいう。浮腫には、全身 性浮腫と局所性浮腫があり、様々な原因により生じる。

不整脈
 
脈拍が乱れて不規則になること。症状は単なる動悸だけではなく、一過性脳虚血発作や狭心症、心不全を誘因することもある。高齢者では、動脈硬化、高血圧症などに広く見られる。自覚症状はなく、心電図で初めて発見されるケースもある。

普通徴収
 
第1号被保険者のうち、無年金者や低年金者などの保険料徴収方法で、市町村が直接納入通知書を送付し保険料の納付を求める。→ 特別徴収参照

不定愁訴(ふていしゅうそ)
 明確な原因がないのに、体の不調を訴えること。「頭が重い」「イライラする」「疲労感が取れない」「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。患者からの訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴。症状が安定しないため治療も難しく、周囲の理解も得られにくい。

不服審査
 
介護保険に関する不服がある者は、都道府県に設置された介護保険審査会に対して審査請求することができる(財政安定化基金拠出金、納付金、延滞料は、審査請求の対象となる徴収金ではない)。

不明熱
 高齢者では発熱の原因がよくわからない場合があり、不明熱と呼ばれる。

フレイル(虚弱)
 
「虚弱」を意味する英語「frailty」から来ており、近年老化の兆候を「フレイル」と定義し、この状態を放置すれば将来要介護状態となる可能性があるとされている。健康と病気の「中間的な段階」で、75歳以上の多くはこの段階を経て要介護状態に陥るとしている。高齢になるにつれて筋力が衰える現象は「サルコペニア」と呼ばれ、さらに生活機能が全般的に低くなるとフレイルとなる。

ブローカ領域
 
大脳皮質において言語活動に関係する領域のひとつ。この部分に損傷が起こると、言葉の流暢性が失われ、言葉がたどたどしくなる。発音面ではゆがみや置換などの障害が起こるが、理解度は比較的よい。

プロダクティブ・エイジング
 
生産的高齢者のことで、高齢者に自立を求め、引退しても仕事を行うことで社会とつながり社会的役割を求めるもの。更に様々な生産的なものに寄与するべきであるという意味が含まれている。

ブロックマット
 
大小さまざまのスポンジ製のマットを好発部位にあてがって除圧を図るもので局所用褥瘡予防用具として利用される。

分館型介護老人保健施設
 
複数の医師を配置している病院・診療所に併設している基本型の介護老人保健施設との一体的な運営を条件として独立解説した個別の介護老人保健施設で、過疎地域自立促進特別措置法に規定する地域に整備されたもの


 < へ >
 閉塞性動脈硬化症
 PEG
 PEM
 ぺースメーカー
 ヘマトクリット値
 ヘモグロビンA1C
 変形性関節症
 変形性股関節症
 変形性膝関節症
 変動性の疾患


閉塞性動脈硬化症
 
介護保険法の特定疾病のひとつ。閉塞性血栓血管炎と同じように四肢の冷感・しびれ感などを訴え、そのうちに間欠跛行の症状が現れる。閉塞性血栓血管炎とともに四肢の慢性動脈閉塞症の原因となる。


PEG
 内視鏡的胃ろう造設術 。


PEM
 栄養素の摂取が生体の必要量より少ないときに起こる体の状態。健康的に生きるために必要な量の栄養素が摂れていない状態を指し、その中でも特に、たんぱく質とエネルギーが充分に摂れていない状態のことを「PEM(Protein energy malnutriton)」(たんぱく質・エネルギー欠乏症)という。


ぺースメーカー
 心臓の刺激伝達系(心臓を動かす命令を出す経路)に障害が起きて、心臓が動きにくくなった場合、人工的に心室筋に弱い電気刺激を周期的に与えて収縮させ、心拍数を生理的に保つための器械。一般的には、体内に埋め込んで使用する。


ヘマトクリット値
 
赤血球が血液中で占める容積の割合を百分率で表した値。貧血や赤血球増加の有無や程度を判定する指標となる。加齢と共に低下する傾向がある。


ヘモグロビンA1
 赤血球のヘモグロビンにブドウ糖が結合したもの(糖化ヘモグロビン)で、測定日以前の1~2カ月間の血糖状態を平均的に知るのに適している。


変形性関節症
 関節軟骨の退行変性が原因で起こる反応性の骨増殖性変化によって、関節に変形をきたす疾患の総称。両側の膝関節または股関節の著しい変形を伴う変形性関節症は特定疾患に指定されている。


変形性股関節症
 
股関節を構成する骨盤の臼蓋と骨頭との不均衡により、痛みや歩行障害を来したものをいう。要因として、先天性要因(先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全)又は後天性要因(大腿骨頚部骨折、化膿性関節炎、特発性大腿骨頭壊死など)があり、進行すると関節の曲がりが悪くなり、日常的に支障を来す。治療は薬物療法、理学療法、運動療法があり、関節を支える筋肉トレーニングも有効である。外科的療法では関節温存手術や人工関節置換術が行われる。


変形性膝関節症
 
関節軟骨の加齢による変性に肥満やO脚などによる負担が加わって発症する関節症。膝関節内骨折、半月板損傷、靭帯損傷後に発病することもある。和式トイレや正座などで膝を深く曲げたときや長時間の歩行で痛みが出やすくなる。関節に水がたまることもある(関節水腫)。痛みが強いときは安静にし、湿布、消炎鎮痛剤、関節内注射で治療する。温熱療法、膝周囲筋の強化、膝装具、足底板も有効である。


変動性の疾患
 
一日のうちで、また服薬との関係で症状が変化する疾患。慢性関節リウマチやパーキンソン病などが該当する。変動性疾患では、リハビリテーションは薬が効いている間に行う必要がある。


 < ほ >
 包括的・継続的
   ケアマネジメント支援業務
 包括的支援事業
 膀胱炎
 膀胱内留置カテーテル
 法人格の例外
 法定代理受領
 訪問栄養食事指導
 訪問介護
 訪問介護員
 訪問型介護予防事業
 訪問看護
 訪問歯科衛生指導
 訪問調査
 訪問入浴介護
 訪問薬剤管理指導
 訪問リハビリテーション
 ホームケア促進事業
 ホームヘルプサービス
 保険給付
 保険給付の基本理念
 保健事業
 保険事故
 保険者
 保険の収支対応関係
 保健福祉事業
 保険料の減免
 歩行器
 歩行補助つえ
 保佐人
 補助人
 ホスピス
 補装具
 補足給付
 ホメオスタシス
  ボルグ・スケール
 ホルター心電計
 本態性高血圧症
 本態性振戦


包括的・継続的ケアマネジメント支援業務
 
地域支援事業のうち、包括的支援事業のひとつ。専門的知識を有する者による被保険者の居宅サービス計画及び施設サービス計画の検証、その心身の状況、介護給付費対象サービスの利用状況その他の状況に関する定期的な協議その他の取り組みを通じ、地域で自立した日常生活を営むことができるよう、包括的かつ継続的な支援を行う事業。


包括的支援事業
 地域支援事業のひとつ。7つの業務・事業等からなる。①介護予防ケアマネジメント(法第115条の45第1項第1号ニ)、②高齢者や家族に対する総合相談支援業務(法第115条の45第2項第1号)、③権利擁護業務(法第115条の45第2項第2号)、④包括的・継続的マネジメント支援業務(法第115条の45第2項第3号)、⑤在宅医療・介護連携推進事業(法第115条の45第2項第4号)、⑥生活支援体制整備事業(法第115条の45第2項第5号)、⑦認知症総合支援事業(法第115条の45第2項第6号)。


膀胱炎
 
尿路感染のうちでは最も頻度が高い。主症状として、頻尿、排尿痛、膿尿(または血尿)が上げられる。発熱などの全身症状は伴わない。


膀胱内留置カテーテル
 自然排尿ができない場合に、人工的に導尿する為の管状機械。
【膀胱内留置カテーテル装着時の注意点】
①尿路感染を引き起こさない。尿量を確保すること。尿の停滞・逆流を防ぐこと。外尿 道口周囲を清潔に保つため、1日1回以上は消毒する。
②カテーテルがきちんと固定されていること。チューブで体動を妨げないこと。
③カテーテルは2週間に1回交換する。


法人格の例外
 
個人による経営が認められている病院、診療所により行われる居宅療養管理指導、訪問看護、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーション、短期入所療養介護および薬局により行われる居宅療養管理指導の場合は、法人格がなくても指定居宅サービス事業を行うことができる。



法定代理受領
 
保険者である市町村がサービスを受けた被保険者に代わって、サービス提供事業者にサービス利用に要した費用を支払うことにより、被保険者に保険給付(費用の償還)を行ったとみなす方式。慣例的に代理受領などとも呼ぶ。この方式により、利用者はサービス利用時に1割の利用者負担を行い、残りの費用はサービス提供事業者が直接市町村に請求し、支払いがなされることで、被保険者への保険給付が行われたことになる。


訪問栄養食事指導
 医師の診療に基づき計画的な医学的管理を継続して行い、かつ、管理栄養士が訪問して具体的な献立等によって実技の指導を行うものをいう。


訪問介護
 
居宅サービスのひとつ。介護を受ける者について、その者の居宅において介護福祉士その他法令で定める者により行われる入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話(調理、洗濯などの家事、生活に関する相談、助言などをする生活援助、通院等乗降介助)をいう(法第8条2項)


訪問介護員
 
訪問介護のサービスを提供する職員。利用者の居宅を訪問して、入浴、排泄、食事などの介護や日常の世話を行う。介護保険では、介護福祉士と訪問介護員養成研修2級課程以上を修了した者が基本とされる。(ホームヘルパー)


訪問型介護予防事業
 
二次予防事業対象者で、特に閉じこもり、認知症、うつ等のおそれのあるため通所形態の事業への参加が困難な二次予防事業対象者の居宅等を、保健師等が訪問し、生活機能に関する問題を総合的に把握・評価し、必要な相談・指導等を実施する。特に必要な場合は、配食の支援も実施する。


訪問看護
 居宅サービスのひとつ。病状が安定期にある要介護者であって居宅において保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士及び言語聴覚士により行われる療養上の世話又は必要な診療の補助をいう。要支援者には、介護予防訪問看護が行われる。


訪問歯科衛生指導
 
訪問歯科診療を行った歯科医師の指示に基づき、歯科衛生士、保健師、看護師または准看護師が訪問して療養上必要な指導として、患者の口腔内での清掃等に係わる指導を行うものをいう。


訪問調査
 「認定調査」参照。


訪問入浴介護
 
居宅サービスのひとつ。特殊浴槽を載せた入浴車を利用者宅に派遣して、看護師などの介助で入浴させる。


訪問薬剤管理指導
 医師の診療に基づき計画的な医学的管理を継続して行い、かつ、薬剤師が訪問して薬学的管理指導を行うものをいう。


訪問リハビリテーション
 
居宅サービスのひとつ。理学療法士や作業療法士を利用者宅に派遣し、医師の指導のもとにリハビリテーションを行う。


ホームケア促進事業
 要介護高齢者と家族を短期間宿泊させ、家族に介護技術を習得してもらうサービス。


ホームヘルプサービス
 「訪問介護」参照。


保険給付
 
保険事故が発生した場合に、被保険者に支給される金銭、物あるいはサービスをいう。介護保険では、要介護者への介護給付と、要支援者への予防給付、市町村による要介護者・要支援者への市町村特別給付がある。


保険給付の基本理念
①リハビリテーション等による要介護状態の軽減、予防の重視。
②医療との十分な連携。
③被保険者の選択に基づく適切なサービスの総合的・効率的な提供。
④民間活力の活用による多様な事業者、施設によるサービスの提供。
⑤在宅における自立した日常生活の重視。


保健事業
 
老人保健法で行われる事業の一つ。保健事業は、健康手帳の交付の他、健康教育、健康相談、健康診査、医療(医療費の支給を含む)、入院時食事療養費の支給、特定療養費の支給、老人訪問看護療養費の支給、移送費の支給、機能訓練、訪問指導、などを行う。


保険事故
 
保険の給付を行うための要件を満たすことをいう。たとえば、生命保険では「死亡」や「病気・入院」を保険事故とし、保険金を給付する。介護保険制度は、「被保険者の要介護状態又は要介護状態となるおそれがある状態」を保険事故とする社会保険である。保険事故発生の有無は、保険者である市町村が認定(要介護認定・要支援認定)する。実務的には、認定審査会が審査・判定し、それに基づいて市町村が認定する。


保険者
 
保険制度を運用する主体。介護保険では市町村<東京都特別区を含む>である。

保険の収支対応関係
 個別収支対応と総体的収支対応の2通りがある。社会保険は、拠出する保険料と保険給付の総体的な対価関係(収支対応関係)を基本として、保険事故に対する保障を行う制度。


保健福祉事業
 
市町村が第1号被保険者の保険料を財源として行なう、介護方法の指導や家族のリフレッシュのための事業。


保険料の減免
 
災害等の特別な事情がある場合、市町村の条例により保険料の減免、徴収の一時猶予することができる。


歩行器
 
杖よりも大きな安定性のある歩行用具。介護保険の福祉用具貸与種目のひとつ。


歩行補助つえ
 
介護保険の福祉用具貸与種目のひとつ。松葉杖、ロフストランド・クラッチ、プラットホームクラッチなど、多点杖が対象。T字杖やステッキなどの1本杖は対象とならない。


保佐人
 
成年後見制度における保佐類型の保護者。保佐類型の被保佐人は、判断能力の著しい損失者であるため、保佐人が本人の財産管理の大半を補完する。


補助人
 成年後見制度における補助類型の保護者。補助類型の被補助人は、軽度の知的障害者・認知症性高齢者であるので、補助人が本人の財産管理を手助けする。


ホスピス
 
回復困難な患者で、特に末期がん患者と家族に対するケアの哲学をいう。その哲学について行われるのが、ホスピスケア(ターミナルケア、終末期ケア)で、治療を目的とせず、心身の痛み、悩みを緩和し、最期の時に至るまで本人と家族のQOLの向上を追及する緩和ケアが中心となる。


補装具
 
身体障害者などの体の一部の欠損または機能の障害を補い、日常生活や職業生活を容易にするために用いられる器具の総称。身体障害者福祉法や児童福祉法で指定されている。身体障害者福祉法では、義肢、装具、盲人安全杖、補聴器、車いす、電動車いす、歩行器など16種目を指定している。又、児童福祉法でも起立保持具、排便補助具などを補装具に指定している。


補足給付
 
「特定入所者介護サービス費」参照。


ホメオスタシス
 
生体内の恒常性の維持のこと。体内の内部環境が外部の環境変化に左右されずに、常に一定に維持されることをいう。この調節は神経性およびホルモンの協調によって行われる。ホメオスタシスの維持は正常な生命活動や維持に重要であり、調節機能のアンバランスによっていろいろな疾患が起きる。


ボルグ・スケール
 
運動したときの感覚的なつらさ(主観的な運動強度)を、数字と簡単な言葉で表現したもの。


ホルター心電計
 
「心電図」参照。


本態性高血圧症
 
直接の原因のはっきりしない高血圧症。


本態性振戦
 
動作時や一定の姿勢保持に際して、手指に目立ったふるえが出現して目的動作を妨げる症状。

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